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知っトク!?健康スキル

夏だってツラい冷え。改善につながる毛細血管の若返り術とは?(1/5)

掲載号 vol.29

夏だって、ツラい冷え その原因は、消えていく血管にあり!?夏だって、ツラい冷え その原因は、消えていく血管にあり!?

冷えに悩む女性にとって、エアコンの冷気にさらされる夏はある意味、冬よりもつらい季節。身体を温めるなど対策をしても、年々冷えが増していく……。そんな人は、もしかしたら、血管に問題があるかもしれません。なんと、大切な血管が消えしまうことがあるのです!

この先生に聞きました!

赤澤純代 先生

赤澤純代 先生

あかざわ すみよ

金沢医科大学
総合内科学 准教授

集学的医療部
総合診療センター
副センター長 女性総合外来

医学博士。1992年、金沢医科大学卒業後、東京大学第三内科、東京大学先端技術研究所ゲノムサイエンス、金沢医科大学循環器内科助手を経て、現職。専門は女性疾患、漢方、高血圧、糖尿病、脂質異常症など。著書に「血管の強化書 破れない! 詰まらない! 澄み切った血液は万病を治す」(ワニブックス)などがある

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見落としている冷えの原因とは!?

暑さが厳しい屋外から、冷房の効いた涼しい屋内に入ると、まるでオアシスにたどり着いたような気持ちになるもの。でも、それもつかの間。汗がひいた頃には手足が冷たくなって、今度はまるで冷蔵庫の中にいるような気持ちに……。多くの女性が悩まされている、冷え。カーディガンやブランケットで防寒したり、飲み物はホットを選ぶなど対策をしているとは思いますが、それだけでは冷えは改善しません。もちろん温めることは大切。それに加えて考えるべきは、健康な血管を作ることなのです。

金沢医科大学 総合内科学 准教授、赤澤純代先生にお話をうかがうと、

「私が勤務している女性総合外来は、20代から中高年まで幅広い年齢の女性が受診されます。ひどい生理痛や片頭痛、肩こり、更年期障害など不調はさまざまですが、ほとんどの方に共通しているのは、手がひんやりしていること。氷のように冷たくなっているんです。それは血管の質が悪くなっている証拠。適度な太さと長さがある健康な血管に対して、ねじれていたり、短かったりと、血管が不健康な状態になっているのです」

冷えが、血流の悪さと関係していることは知っている人も多いかもしれません。でも、血液を流す道である血管そのものが衰えていっていることは、意外に知られていないようです。

「血管が衰えた場所は、血流が滞って老廃物が溜まり、細胞が正常に働いてくれません。その結果として冷えが起きるのです。冷えは血管が衰えているサインだと言えます」

“冷えは万病のもと”と言われますが、それは“不健康な血管が万病のもと”だと言い換えることもできます。冷えがつらい人、ほかにも不調はありませんか? 便秘や肩こり、むくみにくすみ……。それらの原因は血管の衰えにあるかもしれません。

「血管の衰えが進行すると、やがて血管が消えてしまう、血管の“ゴースト化”も現れます。血管をケアすることが冷えの改善にもなり、そのほかの不調の改善にもなります。美と健康には、健康な血管を作ることが基本のキなのです」

冷えが年々増していく、何をやっても改善しない。それは今までの対策に見落としがあるのかもしれません。ただ寒さを乗り切るのではなく、根本にある原因を見つめて、改善していくこと。それが悩ましい冷えの改善にもなり、真の美と健康を目指すことにもなります。この夏からは、“血管のケア”をとり入れていきましょう。

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