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なるほど!食の知識

野菜の旬にはワケがある!今、食べるべき野菜とは?(1/5)

掲載号 vol.13

野菜が美容と健康にいいのは、誰もが知っていること。でも、季節ごとに食べるべき野菜が違ったり、より美容と健康に役立つ食べ方があるのをご存じですか?
毎日食べていながら、意外に知らない野菜のこと。野菜が持つチカラを知れば、もっと、美しく健康な身体に変われるはず!

この先生に聞きました!

市野真理子先生

市野真理子先生

いちの まりこ

デザイナーフーズ株式会社
『ベジマルシェ』セミナー講師
管理栄養士

野菜の機能性や、食のあり方を発信するブランド「ベジマルシェ」で、セミナー講師を務めるなど、幅広く活躍

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健康で美しい身体を野菜でつくろう!

美容と健康に役立つと言われる野菜。でも"いいもの"というイメージだけで、なんとなく食べていませんか? 残念なことに、ただただ食べるだけでは、"いいもの"にはなっていないかもしれません。「野菜にはそれぞれ異なるチカラがあります。上手に食べることで、不調知らずの健康で美しい身体を目指せます。意外かもしれませんが、身体にいい野菜ほどおいしいんですよ」と、管理栄養士の市野真理子先生。野菜の栄養価や機能を測定、分析した2万件以上のデータからわかった"野菜のチカラ"を伝えるべく、"健康と野菜のショールーム"『ベジマルシェ』の店長も務めています。

「身体にいい野菜ほどおいしい」。市野先生がそれに気づいたのは、ある食のイベントで、ミニトマトを試食販売した時。野菜が持つチカラのひとつである"抗酸化力"(老化などの原因となる活性酸素を消去する力)が強い順に3つの価格に分けて販売したところ、抗酸化力が強く、値段も高いものが最も売れたそうです。

「経験上、値段が高い野菜は売れにくいので驚きでしたが、購入の決め手は『一番おいしかったから』とほぼ全員のお客さまがおっしゃって。ほうれん草や人参などの試食販売でも、値段が高くてもチカラの強いものほどよく売れました。良薬口に苦し、ではなく、おいしいものは身体にいいということなんですよ」

健康で美しい身体を目指すために、その野菜のチカラをどう取り入れればいいのでしょうか? さらに詳しく市野先生にうかがいます。

季節に合わせて、上手に摂りたい
野菜のチカラ大きく3つに分けられます。

野菜が持つチカラは、大きく3つに分類することができます。身体のさびつきを防ぐ"抗酸化系"、ウイルスなどから身体を守る"免疫系"、毒素の排出を促す"解毒系"。ここでは、それぞれの働きについてご紹介しましょう。


ストレスや紫外線、排気ガスなどが原因で発生した活性酸素が細胞を攻撃し、身体に悪影響を及ぼします。これが酸化、さびつきと言われる状態です。肌老化や動脈硬化、ガンなどの原因にもなります。”抗酸化系”には、活性酸素を消し、酸化を防ぐ力を備えた野菜を分類しています。


免疫とは、体内に入ってくるウイルスの感染を防いだり、病気に対抗し身体を正常に保つ自己防衛システムのこと。皮膚や粘膜、胃や腸などに見られる機能です。その力を高め、病気を事前に防ぐサポートをしてくれる野菜を、"免疫系"として分類しています。


現代人の身体には、食物や生活習慣から、有害な金属(水銀や鉛)、有害物質、タバコの煙などが日々蓄積されています。それを解毒、排出する手助けをして身体の機能を正常に戻し、新陳代謝を上げてくれる野菜を "解毒系"として分類しています。