fufufu TOP  > 特集記事一覧  > そのだるさは人間の冬眠!?冬を元気に過ごす朝の対策&眠り方

知っトク!?健康スキル

そのだるさは人間の冬眠!?冬を元気に過ごす朝の対策&眠り方(1/3)

掲載号 vol.23

冬を元気に過ごす「ヒケツ」

冬になると、外出するのがおっくうになったり、なんだか気持ちが沈みがち…そんなことありませんか?これって“冬だからしょうがない”ことでしょうか。冬に気持ちや体調が変化してしまうのには、
ちゃんと理由があるのです。対処法をきちんと知って、寒い冬でも明るく、元気に過ごしましょう!

この先生に聞きました!

内山真 先生

内山真 先生

うちやま まこと

日本大学医学部 精神医学系主任教授

東北大学医学部卒業後、国立精神・神経医療研究センター部長を経て現職。日本睡眠学会理事、日本女性心身医学会理事。著書に『睡眠のはなし(中公新書)』、『別冊きょうの健康 睡眠の病気(NHK出版)』など。

この先生の他の記事をみる

冬に体調や気持ちが変化するのはナゼ?

人間も冬眠する!?

寒いから? 自分のせい?どちらも違います。

グッと冷え込む冬になると、朝が起きられない、起きてもなんだか気持ちがスッキリしない、さらには食欲が出て太ってしまう、なんて経験ありませんか? そして、これらを冬のせいだと頭では思っていながらも、「気持ちがだらけているから布団から出られないのかも」「意志が弱いから太ってしまう」と自分に原因があると考えてしまいがちです。

「冬に気持ちや体調が変化するのは、とても自然なことなんですよ」と言うのは、日本大学医学部の内山 真先生。朝に起きられなかったり動くのをおっくうに感じたりするのは、冬になると人間を含むほ乳類全般に元からある変化だと先生は言います。

「例えばクマは冬眠しますね。しかし、冬眠といってもまるで動かなくなるわけではありません。食料が少なく寒さも厳しい冬を乗り切るために、活動をセーブして体力を蓄えているのです。人間も冬 になると、それと似たような状況になります。冬に余計なパワーを消費しないように、身体が反応していると考えてください」

冬が近づくと食欲が増してしまうことも、身体が冬になる前にエネルギーを蓄えようとしているからだそうです。つまり体調や気持ちの変化は、クマと同じように身体が環境の変化に適応しようとしているだけ。生き物として身体に備わっている仕組みなのです。

どうやらこの仕組みを理解することが、冬を元気に過ごすヒントを得ることにつながりそうです。そこでまず、身体でどんなことが起こっているのか、次ページで詳しく見ていきましょう。

まず身体の状況をCHECK!外に出るのがおっくう 朝、眠くてなかなか起きられない 食欲が増している 甘いものをよく食べたくなる 人付き合いが面倒だと感じる なんとなく憂うつで身体がだるい あてはまるものが多い人は、冬に体調の変化が起こりやすい人かも!?まず身体の状況をCHECK!外に出るのがおっくう 朝、眠くてなかなか起きられない 食欲が増している 甘いものをよく食べたくなる 人付き合いが面倒だと感じる なんとなく憂うつで身体がだるい あてはまるものが多い人は、冬に体調の変化が起こりやすい人かも!?